7月山行 立山〜大日岳 2014年7月20日〜23日

メンバー:小島・村松・大石・黒川・中村・谷井・須藤

7月20日(日)時々雨
橋本駅北口に集合し20:00発マイカーで中央道を行く。上り車線は大渋滞、我々下りは順調に走り。扇沢P24:00到着。雨も上がり星が煌いていた。車の脇に4人用テントを張り6人もぐりこんで仮眠をとる。
7月21日(月)晴れ
昨夜の雨で梅雨あけ、今朝は快晴。夏山気分爽快。室堂から一ノ越は近く見え、一ノ越から雄山はきつそうだ。雄山頂上まで観光客、登山者が連なる中を相前後して歩く。登りはさすがにきつく山頂手前で一息入れる。雄山神社では安全登山のお祓いをして頂く。大汝山を過ぎ富士の折ツ立てまで来ると人も少ない。内蔵助カ−ルを見下ろしつガスが湧き出す稜線を辿り、真砂岳頂き分岐を右に内蔵助山荘に(途中ルート上で雷鳥の観察)14:50到着した。真砂沢上に剱岳八ツ峰を眺める。本峰は別山に隠されて見えず。一部屋貸切八畳で快適。夕食後、横になるや早くも全員ねむりこんだ。

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7月22日(火)晴れ
風の音で目覚める。朝食は5:00から。6:00すぎ、吹付けるガスと風の中、出発。風はガスを巻き雷鳥沢から吹き上げる。寒むけを感じ雨具の上を着たが鼻水が止まらない。分岐にザックをデポし立山三山の一つ、別山頂上を往復する。展望なし、別山乗越に向かう途ガスが切れ青空が覗く。小舎前の広場で大学山岳部?一団とすれ違う。別山乗越しの下りに備え軽アイゼンを用意したが、昨夜の雨で雪解けし夏道が出ていて心配はない。あちこち高山草が咲いている。青空の下、一大パノラマが広がる。立山三山、雷鳥沢のテント場、ホテル等建物が点在する弥陀ヶ原。目指す奥大日岳の稜線は緑濃く続く。北面の東大谷が開け早月尾根が現れる。メンバ−の内、登った者は二名、登行意欲をそそる姿で剱本峰に突き上げる。素晴らしい景色を堪能、ゆっくりぺ−スで奥大日の登りをこなし14:00過ぎに大日小屋到着、大日岳を空身で往復する。

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7月23日(水)晴れ
遠く白山が印象的。大日平は綿すげ咲く湿原、牛の首から急坂で11:30称名滝の車道に降り立つ。駐車場で昼食中「大丈夫、私、登ります!」Sさんの一言は勇気をくれた、気持ちが吹っ切れ最後の難関、八郎坂を登ってやるぞと予定変更、皆の気持ちがひとつになった瞬間でした。

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コースタイム
7月21日
扇沢7:30⇒黒四ダム7:46〜8:30(徒歩15分)⇒大観峰⇒8:55室堂ターミナル9:30→一ノ越山荘10:35〜11:00→雄山12:00〜13:23→真砂岳→内蔵助山荘14:50(泊)
7月22日
山荘6:08→剱御前小屋7:30→新室堂乗越9:05→奥大日岳11:30〜12:00→七福園13:30〜13:50→大日小屋14:25〜14:40→大日岳15:00→大日小屋15:15(泊)
7月22日
大日小屋6:08→大日平山荘8:30→牛の首9:35→大日岳登山口10:54→称名滝八郎坂登山口11:30→坂上13:40→弘法13:50〜14:20バス⇒室堂14:50〜 15:15室堂トロリーバス⇒黒四ダム16:05⇒扇沢16:21


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