11月山行 大菩薩嶺 2017年11月26日

メンバー:田中(志)・村松(千)・大石・高橋・黒川・中村・谷井・田中(勝)・市川

今回歩いたルート地図です

コースタイム
上日川峠9:05~福ちゃん荘9:30~10:14大菩薩峠10:24~雷岩11:07~11:41大菩薩嶺11:51~12:50丸川峠13:00~14:33大菩薩登山口バス停

11月最後の日曜日、9名の参加者で上日川峠→大菩薩峠→大菩薩嶺→丸川峠→大菩薩登山口へと秋の終わりの山を楽しんできました。朝から天気が良かったので、バスは想像していた通り満員の状態だった。

定刻通りに上日川峠でバスを降りた。バスの乗客のほとんどは唐松コースを雷岩に向うようだったが我々は大菩薩峠に向かう。 なだらかな斜面を徐々に高度を上げ富士山の眺めが良い富士見茶屋を通過し、介山荘のある大菩薩峠に着く。

真青な空の下、大菩薩湖を見下ろせる所で富士山と南アルプスをバックに写真を撮る。真っ白な綿帽子をかぶった富士山は神と崇める山だけあって美しい。稜線を吹く風は涙が出るほど我々を歓迎してくれた。しばし足を止めて景色を堪能するがあまりじっとしていられない。日差しはあってもザックに着いている温度計は2℃。体感温度はそれ以下だ。 寒くて足早に歩いたせいか雷岩には予定時間より早く着いてしまった。

計画では素晴らしい景色を眺めながらゆっくりと昼食を取ろうと想像していたがそれどころではない。風が吹き付けないような樹林帯に身を寄せて昼食を済ませ、鼻水をすすりながら丸川峠へと向かう。 古くからある昔懐かしい丸川峠小屋には予定より1時間前に着いてしまった。

オーナーの只木さんは以前もうそろそろ小屋を辞めるということを話されていたので、気になって扉をあける。薄暗い小屋の中から、昔と変わらない、只木さんが出てこられた。お手伝いをしてくれる若者が出来たのでもう少し頑張ってくれるということだった。 ついでにバスの時間を聞くと一つ前のバスに乗れそうなので、急いで下山開始。「私たち早いから間に合うはず。」ここからの下りは結構急なので、注意を要したが、30分前に登山口に到着。 帰りの電車の待合で今日1日を思い出す時間が与えられた。尾根から見えた、雲取山方面、金峰山、甲斐駒と鋸岳、仙丈ケ岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川岳、八ケ岳。風が冷たい一日だった。

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