5月山行 檜洞丸 2021年5月22日

メンバー:小島・村松・黒川・田中・中村・西塔・市川

今回歩いたルート地図です

小田急線新松田駅朝7時、バス発着所では西丹沢方面行きの登山者が長い列を(その列は何度か折れ曲がりながら)長蛇を成して並んでいる。20分程待ちバスに乗り込むがすぐ定員となり、半分ほどが取り残された。 コロナウイルス感染症対策の為なのか増便は出さないようだ。幸いケルンは全員乗車し1時間かけて、終点西丹沢登山教室前に降り立つ。

曇天で晴れやかな気分とは言えず(昨夜の雨は強く降った)雨が無いだけましな思いで歩きだす。林道をすこし歩き、登山口から沢沿いの暗い山路となる。山腹を巻くように僅かに登りながら樹林の中を小一時間で開けた河原に出る。(ゴ-ラ沢出合い)昨夜の雨で増水したか浅瀬の流れは急だ。先行パ-ティ-は裸足で渡渉をしていたが靴を脱ぐまでも無いと思い(今の靴は、ゴアテックス製だし)、多少濡れても気にせず飛び石伝いに渡る。

休憩後、鉄階段で始まるツツジ新道の登りにかかる。風が無く蒸し暑いなかひたすらな登り坂が続く。展望所で(さしたる景色は無)休憩後も更に登りが続き皆から遅れていたKとMはここで檜洞丸登頂は諦め、尾根上の分岐に登り休止後そこから石棚山稜を下る判断をして皆の了解を得、行動を別にする事にした。

バスの時間を考え併せると余裕の無い山頂往復組は先を急いで先発する。KとMは気力を振り絞り稜線上の分岐を目指した。やっと着いた分岐でエネルギ-補給をしていると、相模山路会のパ-ティ-が追い越して行くので、仕方なくリタイアの旨つげ挨拶をする。13:00石棚山稜に向けて下る。

新緑のなかシロヤシオツツジ、赤いミツバツツジが色を添えるブナの自然林を気持ち良く下って行く。なにか体調も回復した気となる。長い下りの末なんとかバス停に定刻前に着く事が出来た。檜洞丸登頂組とは下山口15分手前で合流した。

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コースタイム
新松田駅7:20=8:30西丹沢自然教室8:48→ゴーラ沢出合い9:49→展望台10:47→石棚分岐(稜線に出る)12:24→12:45桧洞丸13:20→同角分岐13:53→石棚山14:36→板小屋沢ノ頭15:19→箒沢公園橋バス停16:47

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