10月山行 那須三山 2022年10月2日~3日 晴れ

メンバー:L渡辺・SL中村・西塔・市川・村松(千)・山崎

10/2(日) 7:30東京駅集合。7:44発東北新幹線はダイヤの乱れなく8:57定刻に那須塩原駅到着。 その後、路線バス~那須ロープウェイに乗り継ぎ山頂駅に着く。身支度を整え11:00出発。茶臼岳山頂までは40分程のコースタイムで、観光客など軽装の老若男女が多く歩いていました。されざれの登山道から石が大きくなると茶臼岳山頂です。お鉢巡りをし姥ケ平へ向かいます。

途中硫黄鉱山跡にて、至仏山山行時に出会った女性二人組と偶然にも奇跡の再開を果たしたMさんNさんIさん。しばし興奮状態で話しておりました。こんな事もあるのですねぇの出来事でした。到着した姥ケ平の紅葉は、赤・オレンジ・黄・緑のグラデーションが素晴らしく、見頃まで一週間程早かったようですが満足できる景色でした。沼原ルートは那須岳全体でも熊出現率が高いと言われてますが、我々の賑やかさに鳴りを潜めてくれたようです。三斗小屋温泉大黒屋到着後は温泉を楽しみ、部屋まで運ばれるお膳を囲みおしゃべりに花が咲きました。

10/3(月) 7:15大黒屋を後に、いきなりこの日一番の登りを体験。 息を切らしながら那須温泉の源泉へ到着。この後も急登が続くのでノンビリしたいところですが、ガス発生場所での長居は無用と先を急ぎます。到着した隠居倉は展望範囲360度の景色の良い場所で、これから向かう朝日岳終盤に通る峰の茶屋避難小屋まで見渡せました。 熊見曽根分岐までは眺望の良い尾根歩きなのですが浮石が多く油断できません、ぼっーと景色を楽しんでいるとケガに繋がる場所だと気を引き締めます。活火山から少し下ると清水平、ここまで来ると山容は一変、笹原とハイマツ赤土の登山道で木道が整備されておりサクサク進めます。北温泉分岐を過ぎると三本槍直下、階段の一段一段の差が大きく地味に疲れました。

三本槍岳の山頂は広い場所で、多くの方が休憩や食事を楽しんでいました。ピストンで熊見曽根を歩いていると、茶臼岳上空でホバリングしているヘリを発見、まもなくロープが降り救助の様子が確認できました。やはり火山の山はザラザラゴロゴロの場所が多く油断できませんね。朝日の肩ではザックをデポ、以前登頂経験のあるWが疲れを取るべく率先してお留守番、他のメンバーで朝日岳へ登りました。峰の茶屋避難小屋までは、ザラザラ滑る足元と鎖はあるがトラバース道で冷や冷やするポイントを慎重に進める。名物である峰の茶屋避難小屋の爆風は経験することなく下山となりました。

今回の山行はお天気に恵まれた事が一番ですが、活火山あり、稜線歩きができ、鎖のかかったトラバース道あり、湿原歩きもできる那須岳、人気があるのも頷けます。温泉付きの秘境宿に泊まれ、最後はバス待ちを足湯で仕上げるおまけ付き。終始楽しい山行でした。皆様お疲れ様でした。

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コースタイム

10/2(日) 東京駅7:44発~那須塩原駅8:57着~那須ロープウェイ山頂駅10:45~山頂駅出発11:00~茶臼岳11:53―12:11~お鉢巡り~無間地獄~姥ケ平13:23―13:57~ひょうたん池14:03―14:09~沼原分岐15:07―15:12三斗小屋温泉大黒屋15:40

10/3(月) 大黒屋7:15~隠居倉8:25―8:40~熊見曽根9:10~清水平9:35~北温泉分岐9:55-10:00~三本槍岳10:27―10:40~1900?峰11:30―12:00~朝日岳12:35~峰の茶屋跡避難小屋13:10―13:15~那須ロープウェイ山麓駅14:05~高速バス16:00発~バスタ新宿19:40着    

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