メンバー:L 小島、中村、黒川、村松(千)、市川、山崎
11月30日(土)晴れ JR中央線八王子駅07:24?高尾07:31~07:39発甲府行→上野原08:00~08:15→バス小菅の湯行→日寄橋08:45~09:00→丸山11:42~12:23→笛吹(ウズシキ)峠12:32→槙寄山13:57→大平入口バス停15:01→三頭山荘15:08 宿泊
この山行は出だしからおかしかった。2万5千分ノ1地形図に、赤線でルートを引いた出発地の地形が、現地と合わない。後で判ったのだが、バス停「日寄橋」は「藤尾」で、計画書を訂正すべきだったのだ。だから半信半疑のまま、ナビ付の携帯電話を持つメンバ-の跡を追う他はない。山間の集落を抜けきつい登りの末、丸山の頂上でお昼。富士を望む笛吹峠では計画書より一時間半タイムオーバ-していた。この時は、当然宿に着く時間も遅くなると覚悟したのだが、実際は計画書通り15:00に到着できた。これはおかしい事でなくみんなに余計なスパ-トをかけさせた訳だ。おかしいのは自分のほうだったと反省している。
三頭山荘では気持ちのこもったもてなしを受けた。広い食堂に客は我々だけで寂しげに思えたが、食卓は目を見張るにぎやかさがあった。食材は山菜を主体にした素朴なものです。 食事時、登山口まで明朝、車で送ってくれまいか頼むと、主人は車が小さいので一度には送れませんがと、申し訳なさそうに云い快く引き受けてくれた。部屋に戻り、皆で明日のコ-スを話し合う。計画の御前山越えは、忘年としてはハードに過ぎるので、三頭山からヌカザス尾根で奥多摩湖に下る案に決定した。
12月01日(日)晴れ 朝食7:00都民の森駐車場8:15→森林館8:26→三頭の大滝8:53~8:59→ムシカリ峠10:11~10:23→三頭山西峰10:44~10:50→鶴峠分岐11:18→ヌカザス山12:26~12:38→イヨ山13:24~13:32→奥多摩湖岸道路14:18→麦山浮橋14:42→小河内神社バス停留所14:50
我々の為に二往復してくれた宿の主人にお礼をして、都民の森駐車場に全員揃う。森林館まで階段を上り、三頭の大滝までは登りなく楽な道。ここから先山道となり犬を連れたグル-プと相前後してムシカリ峠まで行く。更にひと登り三頭山西峰で小休止。鶴峠への標識に従い尾根を北西に下り始めNさんに呼び戻される。登り返し東に下り(御堂峠)を北に回り込んでヌカザス山経由奥多摩湖にでるルートに戻ることが出来た。
三頭山複雑な山です。ヌカザス尾根を単に下るだけの楽なル-ト取りと考えたが甘い考えだった。おつねの泣き坂、つね泣き峠の地名があるほどで滑りやすい急坂の連続、幾つ越えてもたどり着かないイヨ山、(997mと千メートル近い標高差を一気に下る)おつねさんのように泣きたくなるほど、なかなか手ごわいル-トだ。数は少ないが登る人もいる。ようやく奥多摩湖の周縁道路に出てほっとした。
湖岸を行き20分ほどで浮橋。昔はドラム缶、今は発泡スチロール製の浮きを使用、全長220mを少し揺れながらも安全に歩き対岸に渡った。道路に出てバス停に並ぶ。やがて来たバスはほぼ満員で詰めあって乗り込んだ。これ以降のバス停では乗車できないような込み具合だ。コースを変えていなければ、奥多摩駅まで歩く事になったかもしれない。こうして今年の忘年山行も無事に終え家路につくこととなった次第です。
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